Apr 30, 2008

Patagonia, The Footprint Chronicles

Patagoniaの"The Footprint Chronicles"というWebサイトが気になっている。



Patagoniaは数あるアウトドアブランドの中で最も好きなブランドだ。もともとは小笠原やバンクーバー島へホエールウォッチングやシーカヤックに出かけた時に、現地のガイドの人たちが身につけている姿が格好良かったというのが好きになったきっかけではあるが、最近ではブランドとして自己主張があるというのか、存在感があるところが気に入っている。

この"The Footprint Chronicles"は、Patagoniaがプロダクトを生産していくこと自体が、環境に"footprint"つまり「足跡」を残していくことであり、この「足跡」をできるだけ抑えるようにかえていかなければいけない、という考え方に基づいている。そこで彼らのプロダクトのいくつかを例に挙げて、それらが世界のどの都市で製造工程が実施されるかを世界地図で示し、各製造工程においてどのように環境への影響を抑えることに取り組んでいるかを紹介するサイトになっている。

例えばポロシャツで言えば、デザインはカリフォルニアで行われるが、トルコで収穫されたオーガニックコットンをタイへ持ち込み、タイで紡績と裁縫が行われてポロシャツの形となり、最後にネバダで製品検査を行ったうえで世界中へ向けて出荷される。Patagoniaの社員に限らず関連するパートナー企業にもインタビューした写真と映像が公開されている。

このようなWebサイトを作成する意図はなんだろうか、少し考察してみた。まず、顧客である購入者に対しては、店舗で購入するだけではなかなか理解できないPatagoniaのプロダクトの品質の良さならびに積極的な環境問題の取り組みをわかりやすいメッセージとして伝えることができるだろう。次に、プロダクトを生産するPatagoniaならびに関連のパートナー企業にとっては、Patagoniaの環境問題に対する考えを関係者で共有することで更なる活動への促進ができるだろう。またライバル企業も刺激を受けて環境問題に積極的になれば全体の効果は大きくなるに違いない。

話は横道にそれるが、Patagoniaが保温性と速乾性を重視したプロダクトに取り入れているCapileneという素材があるのだが、このWebサイトを見て初めてこれが日本の帝人のものであるこを知った。またこのCapileneやフリースのリサイクルも帝人が行っているらしい。Patagoniaが出すメッセージの裏で日本の帝人が活躍しているとは驚きだ。帝人に興味がわいてきた。

Apr 29, 2008

MacBook

DallasのApple storeでMacBookを購入した。Black。

なかなか購入まで踏み切れなかったのだが、最新の型ではHDが250M、メモリが2Gが標準搭載になっていて$1499。今回MacBookを購入したのはDallasのNorth Park CenterというショッピングモールにあるApple Store。このApple StoreはNorth Park CenterのTax Free Shoppingのプログラムに参加しているので、後ほど税金分が戻ってくるいわゆる免税店となっている。昨今の1$=103-104円の円高傾向をあわせて考えると、日本で179,800円で購入するよりは非常にお買い得だと考えて購入に踏み切った。大きな違いといえばキーボードが英語配列になっていることだろうか。最近はMac OSはマルチリンガル対応なので、日本語用を購入なくても全く問題なく使えた。今時当たり前か。

思い出してみると最初にMacを買ったのが15年前の大学の時だった。Centris 650という機種。それまでPC98を持っていたのだが、ああいうコンピュータがどうも好きになれず買い替えたのを覚えている。大学時代はこのMacのおかげでいろんな経験をすることができた。Mosaicをインストールして初めてインターネットにつないだのもMacだったし、モノクロ銀塩写真が主流だった学祭の写真展へMacを持ち込んでスライドショーをやったのも懐かしい。それから、Appleの企画したSSRというグループに参加し、今でも親しくしている友人たちとの出会いの場を提供してくれたのもMacだった。こんな昔話をしても仕方ないのだが、なんとなくあの頃の気分に戻りたいというのが今回のMacを購入した動機。

今回購入してみて、本当によく洗練されたプロダクトだと改めて感じる。Mac自体のみならず、外箱もシンプルだし、中の発泡スチロールのデザインまで手が込んでいる。そしてマニュアル類も最小限になっている。作り手のこだわりが感じられる。

記念に、開封して初めてのブートしたときの写真を撮っておいた。







Apr 24, 2008

Qualcomm Wireless Life

Qualcommのエイプリルフールネタの映像を見つけた。今さらエイプリルフールネタで恐縮だが。


HandSolo Mobile - A Qualcomm Partner



手を携帯電話にできる、というある意味とてもベタな内容であるが、内容がまともに作られていて見ごたえがあって面白い。エイプリルフールの軽いジョークを通り越して、恐らくCMを1本作成するくらいのかなりのお金を投じているんじゃないかと思う。

よくみてみるとwww.wirelesslife.comというQualcommのキャンペーンのサイトへの接続が勧められている。このサイトでは、QualcommのイメージするBroadband Wirelessのライフスタイルが3人の登場人物とともに紹介されている。こういうイメージビデオみたいなものは好きだ。あと1、2年もしたらこのサイトにある生活も普通に手に届くところになるんだろう。

ところでこのようなエイプリルフールを利用したプロモーションというのは、一般的なのだろうか?マーケティング手法に詳しくないのでよくわからないが。

エイプリルフールのジョークとして動画をYouTubeに投稿したうえでユーザの興味を引き寄せて、そしてそこから自分たちの伝えたいメッセージを込めたプロモーションサイトへ誘導しようという考えなんだろう。エイプリルフールとあわせて展開すれば、普通にキャンペーンを行うよりもはるかに注目度が高くなるかもしれない。来年あたりは増えるのかな。

全体的に好印象だった。でも、www.wirelesslife.comに接続した最初に出てくる、"VP of Global Marketing"の人の自信満々なプレゼンは不要かな。あなたが仕掛け人だと主張したい気持ちはよくわかるが。下に親切に"skip"ボタンがついているから許そう。

Apr 22, 2008

IPv6 experience

かつてブロードバンドサービスが世に出はじめたころ、最初に飛びついた人の多くはこぞって速度測定サイトに接続し速度を測っていた。新しいブロードバンド回線が具体的かつ定量的にどれだけの速度がでているかを確認することで、”ブロードバンド感”とでもいうんだろうか、満足感を得ていた。

IPv6についても少しずつではあるが注目は集まり、利用できる環境もその気になれば手に入るようになってきている。しかし、もともとのInternetの考え方から、IPv4もIPv6もどちらもシームレスにつながることを目指して技術開発が進んでいるため、実際にデュアルスタックの環境で使用していてもIPv6を使っていることには気付かないものである。

そういう背景もあり、IPv6のスタックを開発したKAME Projectのホームページに掲載されている亀の画像がIPv6で接続した場合のみ踊って見える"Dancing Kame"は、IPv6で接続したことを感じることができる唯一といってもいいくらいのサイトであった。最近では、ipv6.google.comでも"Dancing Google"のロゴが見れることが話題になった。

何か他にIPv6を使っていると感じられるものはないだろうかと、考えてみて思いついたのだが、Firefoxのadd-onで今IPv4でアクセスしているのか、IPv6でアクセスしているのかを色で表示してくれるようなものを作れないか、ということだった。いろいろと調べてみたら、さすがオープンソースの時代、私の要望を満たしてくれるadd-onが既に存在していた。その名は"ShowIP"。

もともとはFirefoxのWindowの右下にIPアドレスを表示してくれるadd-onなのだが、IPv6に対応していて、デフォルトでIPv4は赤色、IPv6は緑色で表示されるようになっている。

  • IPv4の場合



  • IPv6の場合


何も考えずに普通にいろいろなWebサイトをアクセスしているとたまに右下が緑色でIPv6アドレスが表示されるときがあり、このサイトもIPv6に対応していたんだと気付かせてくれることがある。こういうときにIPv6を使っている感覚を得ることができる。

もちろん、これで何か大きく変わるわけではないのだが、こうした小さなI積み重ねが自然な形でIPv6が普及する糸口になるかもしれない。言いたいのはただそれだけである。

Apr 21, 2008

SANYO Xacti

今更といわれてしまうかもしれないが、今月はじめにサンヨーのXactiを購入した。写真歴は25年を超えるのだが、動画というのは全くの素人。Amazonでハイビジョン対応のHD700が33,000円台まで値下がりしているのを見て、思わず購入。

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昨年モントレーにホエールウォッチングに行った時に、一緒に行った人からコンパクトデジカメで撮った動画を見せられて、え、こんなにきれいに撮れるものなの、と驚いて以来、いつかはビデオに進出しようと密かに企んでいた。僕はいつもデジタル一眼と超望遠レンズなのだが、それで撮った写真というのは確かによくうつるのだが、臨場感は動画の方が勝っている。

このサンヨーのXactiシリーズは非常によくできていると思う。機能面では本格的なビデオには劣るのだろうが、気軽にデジカメ+ビデオとして動画を撮影し、ネットで公開するには非常にお手ごろな仕様と価格になっている。また手にもすっぽりと収まるところもいい。これはフルハイビジョンとはいかないがハイビジョンには対応しているのでちゃんと撮りたいというニーズにもある程度こたえてくれる。

実際に撮影してみると、今まで撮りなれてきた写真とは全く違って、時間軸も考えながら撮影しないといけないこと、あと音声が入ること、などまともに操るのは非常に難易度が高いことに改めて気づいた。

そして、今日、こちらも今更ながらYouTubeに初投稿してみた。



井の頭公園で撮影した桜の映像である。ちなみに、女の子が「カモ、カモ」と騒いでいるが全くの偶然である。ためしに桜から池の方にカメラを動かして撮り始めてみたら、隣の家族の子供が大騒ぎを始めたという次第である。何か言っているとは思っていたが、こんなに明確に記録されているとは思わなかった。結果的に一瞬衝撃映像かと思わせる映像になっている。変なの。

ハイビジョンで撮影したファイルをそのままYouTubeにアップロードしてみたんだけど、なんだか画像が汚い。ソフトで変換してから投稿した方がいいのかな。これはもっと調査が必要そうだ。

このXactiとネットを使って遊んでみようと思う。

Apr 20, 2008

Sequoia Capital

この3月にブログをリニューアルしたばかりなのに、相変わらず三日坊主となってしまった。まあ気軽に考えがまとまったときにでも書いていこうと思う。

先週、Google Readerでスターつきアイテムとして残しておいたものを見直していたら、TechCrunchでのSequoia Capitalの記事が出てきた。

Sequoia Capitalが説くスタートアップへの福音

Sequoia Capitalといえば、シリコンバレーでNo.1といわれるVenture Capitalである。シリコンバレーのStart-upの人の話を聞くと、Sequoia Capitalは別格という感じを受けた。「あそこはSequoiaがバックについているから間違いない」という感じである。

上記の記事を読んで、改めて SequoiaのWebサイトを見てみた。


Topページがすごい。ここに並んでいる人と会社は、誰もが認める成功者である。しかもそれが昔も今も境無く並べられている。Atari, Apple, Cisco, Yahoo, Google, YouTubeに加えてLinkedInも。すべての成功をSequoia Capitalがサポートしている。メディアを通したニュースでは、成功した企業やCEOが注目を集めるが、Sequoia CapitalのようなVenture Capitalの存在が実は大きなものだと思う。

先のTechCrunchで紹介されている「維持可能な企業の構成要素」(原文はここ)に書かれていることはシンプルなことを言っているだけだが、どんなビジネス書よりも非常に深みがあると感じた。

Mar 16, 2008

ユナイテッド航空

このblogのタイトル"It' time to fly."は、ユナイテッド航空のキャンペーンの名前から拝借した。

ユナイテッド航空は好きな航空会社のひとつである。ミリタリーを連想させるグレーと機体から正直あまりパッとした印象は受けないのだが、このキャンペーンは非常に気に入っている。実にすばらしいできばえだと思う。穏やかな優しいタッチで淡い色使いのアニメーションがピアノの演奏と絶妙にマッチしている。そしてさらに飛行機を使って仕事をしたり旅行を楽しんだりする人たちとエアーラインの関係をストーリー化している。

"A Life"




"The Meeting"



ユナイテッド航空の"It's time to flly."の詳細はここを参照。