Feb 1, 2009

IEEE WCET

昨年の10月の初めIEEE ComSocのWCETという試験を受けたのだが、これのCertificationが先日やっと届いた。

WCETの正式名称は、Wireless Communication Engineering Technologies Certificaton Programであり、その名の通りIEEEが主催するワイヤレス通信技術者の認定試験である。昨年の夏にたまたま読んだIEEEからのメールで知ったのだが、まだほとんど世の中には知られていないのではないだろうか?IPネットワーク技術だとCiscoのCCNA/CCNP/CCIE等が有名であるが、これのワイヤレス版をイメージしてもらえばいいと思う。WCETに合格すると、IEEE Wireless Communication Professional(WCP)のCertificationをもらうことができる。

試験のスタイルは、PMP(Project Management Professional)と非常に似ていて、IEEEがまとめたWEBOK(Wireless Engineering Body Of Knowledge)という知識体系の本に基づいて問題が構成され、Prometricの試験会場でコンピュータに向かってひたすら四者択一形式で回答するものである。PMPとの違いは、試験の期間が決まっていること、試験終了後に結果が出ないこと、全て英語であること、等がある。また申込時に実務経験を確認されるところもPMPと似ている。

ちなみに試験内容は、以下の通り。

18%-22%: Area 1 — RF Engineering, Propagation, & Antennas
18%-22%: Area 2 — Wireless Access Technologies
18%-22%: Area 3 — Network and Service Architecture
11%-15%: Area 4 — Network Management and Security
6%-8%: Area 5 — Facilities Infrastructure
6%-8%: Area 6 — Agreements, Standards, Policies, and Regulations
8%-12%: Area 7 — Fundamental Knowledge

かなり広範囲でのワイヤレスの知識が要求される。RFの関連の問題は正直言ってさっぱり分からなかった。今回合格できたのは、IPネットワーク関連の問題で得点を稼いだ部分が大きいと思う。



申し込んだ後で分かったのだが、どうやら第一回目の試験だったらしい。事務局の準備もバタバタしていたのが伝わってきた。

まず、一番重要な知識体系となるWEBOKを入手しようとしたら、まだ発売されていなかった。事務局に問い合わせたところ、draft版のPDFがあるからそれを見て欲しいとのこと。これは果たしてありなんだろうか?知識体系がまとまっていない試験を受けるのはどうかと思い、キャンセルしようとしたが、キャンセル料が高いので結局受けることにした。

続いて、Prometricでの試験日をオンラインで予約しようとしたが、何度やってもエラーが出てうまくいかない。仕方なく、事務局とやりとりをして事務局から予約を入れてもらう。

試験後3,4週間で結果が出るとのことなので、遅くとも11月の上旬には発表になるだろうと期待して待っていたが、何も連絡なし。このころになると、少しあきれてきて気長に待つことにした。結局12月に入ってから、Passしたとの連絡が来て、1月になってやっとCertificationが届いた。


次回以降は事務的な面は改善されることを期待したい。合格したので受けることはないのだが。。

ちなみに、IEEE WCETのWebサイトは以下の通り。
www.ieee-wcet.org

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