今日は久しぶりに東京都写真美術館へ出かけた。森山大道展。現地で知ったのだが、森山大道氏が東京都写真美術館で個展を開くのは初めてらしい。確かに東京都写真美術館で見た記憶がない。(ついでに前に見たのはいつだったかを思い出してみたのだが、おそらく2005年に東京オペラシティーでアラーキーとの二人展「森山 新宿 荒木」だったと思う。)
今回の東京都写真美術館の企画は2部で構成されている。これまでの写真を集めた「I. レトロスペクティヴ 1965−2005」と最新作の「II. ハワイ」。迷わずIIから行く。
「II.ハワイ」は会場に入った瞬間、その雰囲気に圧倒されて背筋がぞくっとする感じを覚えた。こう感じた写真展は久しぶり。東京都写真美術館のスペースを贅沢に広く使って、106cm x 156cmの大きな印画紙に焼かれたモノクロ写真がびっしりと隙間無く並べられている。巨大なインクジェットの2組の写真も大迫力である。なんだろう、最近はデジカメで撮影された比較的軽い写真の写真展を見る機会が多かったからだろうか。改めて印画紙の写真の持つパワーを感じる写真展だった。最後は小部屋があってスライドショーが行われていた。ハワイの撮影時のビデオ付きで、かなりの長い時間眺めていたが面白い。撮影をしている時の様子まで見たいって思わせる写真家ってアラーキーと森山大道氏だけじゃないだろか。
「I. レトロスペクティヴ 1965−2005」は、改めて森山大道氏の作品を初期の頃から最近のものまでを一通り見ることができる。「写真よさようなら」に代表されるように、森山大道氏が「写真とは何か」というものに向かい合い作品を作ってきた様子を垣間見ることができる。
写真の持つパワーを感じたい人にはお勧め。
Jun 8, 2008
森山大道展@東京都写真美術館
投稿者 Masahiro Goshima 時刻: 11:28 PM 0 コメント
ラベル: Photography
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