Apr 22, 2008

IPv6 experience

かつてブロードバンドサービスが世に出はじめたころ、最初に飛びついた人の多くはこぞって速度測定サイトに接続し速度を測っていた。新しいブロードバンド回線が具体的かつ定量的にどれだけの速度がでているかを確認することで、”ブロードバンド感”とでもいうんだろうか、満足感を得ていた。

IPv6についても少しずつではあるが注目は集まり、利用できる環境もその気になれば手に入るようになってきている。しかし、もともとのInternetの考え方から、IPv4もIPv6もどちらもシームレスにつながることを目指して技術開発が進んでいるため、実際にデュアルスタックの環境で使用していてもIPv6を使っていることには気付かないものである。

そういう背景もあり、IPv6のスタックを開発したKAME Projectのホームページに掲載されている亀の画像がIPv6で接続した場合のみ踊って見える"Dancing Kame"は、IPv6で接続したことを感じることができる唯一といってもいいくらいのサイトであった。最近では、ipv6.google.comでも"Dancing Google"のロゴが見れることが話題になった。

何か他にIPv6を使っていると感じられるものはないだろうかと、考えてみて思いついたのだが、Firefoxのadd-onで今IPv4でアクセスしているのか、IPv6でアクセスしているのかを色で表示してくれるようなものを作れないか、ということだった。いろいろと調べてみたら、さすがオープンソースの時代、私の要望を満たしてくれるadd-onが既に存在していた。その名は"ShowIP"。

もともとはFirefoxのWindowの右下にIPアドレスを表示してくれるadd-onなのだが、IPv6に対応していて、デフォルトでIPv4は赤色、IPv6は緑色で表示されるようになっている。

  • IPv4の場合



  • IPv6の場合


何も考えずに普通にいろいろなWebサイトをアクセスしているとたまに右下が緑色でIPv6アドレスが表示されるときがあり、このサイトもIPv6に対応していたんだと気付かせてくれることがある。こういうときにIPv6を使っている感覚を得ることができる。

もちろん、これで何か大きく変わるわけではないのだが、こうした小さなI積み重ねが自然な形でIPv6が普及する糸口になるかもしれない。言いたいのはただそれだけである。

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